介護保険での福祉用具について

今回は福祉用具についてです。

これは特に一般の方には、ややこしいサービスなのかとも思います。

介護保険での福祉用具のレンタルとは

 

介護保険でレンタルできる品目は決まっています。

1 車いす、その付属品

2 介護用ベッド、その付属品

3 床ずれ防止用具

4 体位変換器

5 徘徊感知器

6 移動用リフト

7 手すり

8 スロープ

9 歩行器

10 歩行補助つえ

11 自動排泄処理装置

1〜6までは要介護2以上の方でなければ、原則介護保険でのレンタルができず、11に関しては原則要介護4以上の方でなければレンタル出来ません。

しかし、実は要支援の方でもベッド等のレンタルは、条件を満たせば可能になります。

気になる方は「福祉用具 軽度者 例外給付」で調べていただくと、申請の書式が見つかると思います(八戸市の申請書はこちら)。

極めて簡単に言うと、主治医の「当該福祉用具が必要」との意見があれば、介護度に関わらずレンタルが可能になります。

吸引器はレンタルできない?

例外給付についてはご存知の方も多いと思いますし、福祉用具のカタログや勿論ネット上でも目にすることができます。

その他に意外と、吸引器が介護保険でレンタル出来ると誤解されている方もいます。

但し、介護保険では吸引器のレンタルの給付は受けれないということであって、福祉用具事業所によってはその事業所のサービスとして吸引器のレンタルを行っている所もあります。これはもう個別に問い合わせてもらうしかありません。

 

またそれぞれの福祉用具事業所でカタログを準備しており、見たことがある方もいらっしゃると思います。よく誤解を受けるのが「カタログに載っているものはレンタルできる」と思われている方が多いのです。

わかり易いようにレンタルできるものだけ載せているカタログを用意している事業所もありますが、そこもやはり個別に「このカタログの商品は全部、介護保険でレンタルできますか」と聞いてもらうのが確実と思います。

レンタルできない歩行器とは

特に間違えやすいのが歩行器で、これはいくら福祉用具専門相談員でも他メーカーのものであれば判断に困るところではないかと思います。

簡単に言うと、ただ押すだけのものは「シルバーカー」で、介護保険でのレンタルはできません。ホームセンター等でも普通に売っています。

対して介護保険での歩行器は前方、両脇がフレームで囲まれているもの、といった違いがあります。

ただこの文章だけではわかりにくく、先ほど述べたように専門の方でも判断に迷うような形のものが多くなってきていますので、やはり個別に確認してもらったほうが確実です。

 

 

介護保険で認められているものでもレンタル出来ないものがある?!

 

さらに、介護保険制度でレンタルが認められている品目を、市町村によって認めないという事もあります。

因みに私が確認できたのは歩行器の一部と、スライディングボード(特殊寝台付属品)で、どちらも別の市町村です。

しかし更に別の県の町では、要介護3以上の者でなければ特殊寝台のレンタルを認めない、という所もありました。

このように意外とローカルルールの多い福祉用具ですが、例えば国は、今後軽度者をレンタルの対象から外すというような考えも打ち出してきています。

しかし、軽度者が歩行器を使用することで転倒防止や歩行能力の維持が図れており、結果重度化を防止できているという事もあると思われます。

 

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