これは、ケーライブに入社してくれたすべての社員に対して、必ず一番最初に受けてもらう研修の資料です。
もしあなたがこの資料に共感してもらえたら、とても嬉しく思います。
以下、資料より。
株式会社ケーライブ企業理念
わたしたちケーライブは
「地域、人、その家族」など私たちが関わる全ての人・モノとの「共生」を理念としています。
その理念は、以下の七つになります。
「共に生きる」
私たちが主にかかわるお客様は高齢者と障害をお持ちの方ですが、当然、そういった方々は一人だけで生きていくのは大変です。そのような方々が自立した生活を営む事ができるよう、支援する(自立支援する)のが私たちの役目です。
その時に忘れてはいけないのは、私たちが支援する方々がいることで、私たちも生活を送ることが出来ているという事です。私たちも高齢者等に支えられているのです。
また、そうすることで私たち自身も「尊厳のある暮らし」が出来ます。
そういった心がけを忘れなければ、決して「やってあげている」という気持ちは生まれないはずです。私たちも「生かされている」事を忘れてはいけません。ですからケーライブでは高齢者や障害をお持ちの方を単なる「利用者」とは呼びません。一方的に利用しているわけではない、お互いに支え合っているという意味で「お客様」と呼ばせていただくのです。
注・この研修資料の文章だけでご理解いただけると思いますが、決して「お客さまは神様だ」等の考え方でこのような呼称を用いているわけではありません。あくまで上下はなく、お互いに支え合っていると言うことを理解してほしいのです。ですから、仮にお客さまからハラスメント等があった際には厳しく向かい合います。またそれは社員に対しても同様です。
「共に成長する」
介護は、世の中にある仕事の中でもひときわ「たくさんの人に出会い、そして関われる」仕事です。仕事をする事そのものが、私たち自身を大きく成長させていきます。
そして、お客様の支援を通して私たちはさらに色々な事を学ぶはずです。それは決して介護技術や介護の知識だけではなく、むしろそれ以外の事も多く教えていただいている(成長の機会を得ている)はずです。
私たちは、その頂いた教えを生かすことで、お客様にも様々な気づきや感動をさしあげる事が出来ると思います。「共生」する事が、共に成長していく事に繋がっていきます。
「共に正しく」
適切なサービスを提供するためには、当然、関係法令等の順守が必要ですし(ルール)、それ以外にも世間一般的な事は当然、事業所内でのスタッフ同士での関わりの中で守るべきことがあります(モラル)。
もし、仲間が間違えそうになっていたならば、助けてあげてください。大変でも、正しいことをしていきましょう。
「協力して生きる」
人は一人では生きていけません。仕事においてもスタッフ同士、スタッフ対お客様やその他のステークホルダー(利害関係者)等、いかなる場合においても、他の人との関わりが生まれます。お互いに協力する事で、困難な事も明かりが見えてきます。
「今日を大切に生きる」
いつまでも悲しみに暮れていたり、怒りをもったままでは人生も彩りを失っていきます。そうした人との関わりは、お客様にとっても決して気持ちのいいものではないでしょう。
常にいろいろなモノ、出来事、人との関わりに目を向けて、今日を大切に生きていきましょう。その気持ちはお客様、家族、友人にも伝わるはずです。
「強く生きる」
辛いこと、悲しいことは必ず起きますが、ネガティブな言葉や考えはできるだけしないようにしましょう。否定からは何も生まれませんし、できない理由を考えても時間の無駄です。頑張り続けるのは大変で時には諦めてしまう事もあるでしょう。でも悲観はしないようにしましょう。
「リーディングカンパニーとなる」
私たち介護の会社は、存在する事そのものが社会、そして日本へ貢献していると言えます。正しい考えをもってして、正しい事、喜ばれる事を続けることがお客様の尊厳ある暮らしに繋がり、それが皆さんの成長にも繋がって良い会社を作ります。それを続けることで、社会の変化や外部の声に左右されない強い会社になりますし、他の手本となっていく事ができるはずです。そのような会社であれば、自分の家族に対して誇りに思えるでしょうし、自分の子供を働かせたいなどといった想いにもつながっていくと思います。
ビジョンボードに夢を描こう!
これからケーライブの一員となり、自分の夢をかなえていく、成長していくあなたには、決して楽しいことばかりではなく辛いこともあるかもしれませんし、努力する必要もあるでしょう。
その時に、決してくじけないよう、いつまでも「なりたい自分」を見失わないよう、ビジョンボードに「なりたい自分」を書いて貼ってください。入社時研修の修了時に、自分が思い描いている事をそのまま書き出して貼り付けてください。そこで入社時研修は終了です。